症状が違えば手を入れる場所も違う
ウェザーストリップを調べる人は、だいたい3つの症状のどれかで来ます。高速の風切り音、雨のときの室内への水の侵入、ドアの閉まる音が鈍くなったことです。ところがこの3つは原因が同じではありません。風切り音はゴムが当たる面が合っていないことで出る場合もあり、ヒンジとストライカーの調整だけで小さくなることがあります。雨漏りはゴムよりドア下のドレンホールやサンルーフの排水ホースの詰まりが原因であることが多いです。そこでこの計算機は症状を先に選ばせ、その症状で交換前に見ることを一緒に表示します。
2つめの軸は数え方です。ウェザーストリップはドア本体側とボディ(ドア開口部)側にそれぞれ1本ずつ付く車が多いです。両方替えるとドア1枚に2本入るので部品代は倍になりますが、技術料はドア単位で付きます。そこで部品は本数で、技術料は枚数で別に数えます。
3つめの軸は部品の種類と取り付け方式です。純正の完成品は車種専用で形が合う代わりに値段が上がり、汎用のロールゴムは切って使う方式で金額の体系がまったく違います。はめ込み式はクリップを合わせれば済みますが、接着式は接着剤とシーラントが入り硬化の時間も必要です。そのため接着剤代は接着式を選んだときだけ合計に入ります。
部品代と技術料は車種や品番、工場で大きく変わるので、見積は2~3社から取り品番まで比べてください。この内容は2026年10月時点で作成しています。この計算機はガラスランチャンネルやサンルーフのモールの交換、ドアの位置・ヒンジ調整の工賃、防音施工と吸音材の追加、雨漏りで出た室内のカビの処理は扱いません。
費用が跳ねる現場のポイント
| 条件 | 上がる項目 | 確認すること |
|---|---|---|
| ドアとボディの両方を交換 | 部品代 (本数が倍) | 自分の車が2本構造か |
| 純正の完成品 | 部品代 | 品番が車種専用か |
| 接着・ボンド式 | 接着剤代と硬化待ち | 接着剤が見積にあるか |
| トランクまで含める | 部品代と技術料の追加 | テールゲートの品番が違うか |
| ドアの位置調整が必要 | 技術料(工賃) | 調整だけで小さくなる音か |
よくある質問
風切り音はゴムが当たる面が合っていないことで出る場合もあります。ドアのヒンジとストライカーの調整やガラスランチャンネルの状態を一緒に見ないと、新しいゴムでも音が残ることがあります。
雨漏りはドア下のドレンホールやサンルーフの排水ホースの詰まりで起きることが多いです。排水経路を先に確かめないと、ゴムを替えても水が入り直します。
多くの車がドア本体側とボディ側にそれぞれ1本ずつゴムを使います。両方替えると部品は倍になりますが技術料はドア単位で付くため、2つを別に数えます。