症状を絞らないと、アクチュエーター交換で直る話かどうか分かりません
ドアロックアクチュエーターはドアの内側に入っている小さなモーターです。ただし「ドアが施錠できない」原因はアクチュエーターだけではありません。リモコンだけ効かないのか、室内スイッチでも効かないのか、キーを直接回しても駄目なのか、音はするのに施錠されないのかで、疑う箇所が変わります。そこでこの計算機は金額の前に症状を選ばせ、アクチュエーター交換が合っている修理かどうかを示します。
数え方の単位はドアの枚数です。1枚だけ壊れることが多いものの、同じ時期に2枚以上が動かなくなることもあります。枚数を変えると部品代と交換技術料がその分増えますが、電気系の診断料は1回だけ付くように計算しています。まとめて依頼したときに実際に重なるのがそこだからです。
この作業にだけ付く変数が二つあります。一つはドア内張りの脱着技術料です。アクチュエーターはドアパネルを外して防水シートをめくらないと手が届かない位置にあるため、部品代より脱着・組み付けの技術料のほうが高くなることもあります。別の作業ですでにドアを開けてある場合はこの項目が消えるので、選択で外せるようにしました。もう一つはドア配線です。ドアと車体をつなぐ配線は開閉のたびに曲がる場所なので内部で断線することがあり、その場合はアクチュエーターを新品にしても症状が残ります。
部品代・技術料は車種・ドアの位置・工場で数倍の差が出るため、平均値を置かずすべて入力欄にしています。金額は消費税10%の扱いを見積書と合わせてください。2026年10月時点の内容で、見積は2~3社で取って同じ項目同士を比べてください。
この計算機が扱わない費用: スマートキー本体の修理やリモコンの登録、ドアガラス・レギュレーター(パワーウインドウ)の交換、集中ドアロックモジュールの交換、ドアの板金・塗装、代車。
| 費用が跳ねる場面 | なぜ跳ねるか | 確認すること |
|---|---|---|
| アクチュエーターが単体で出ない車種 | ドアラッチASSYで注文するため部品代が上がります | 部品番号で単体供給の有無 |
| リアドア・バックドア | 脱着範囲が広く技術料がフロントより上がります | 見積の技術料がドアごとに分かれているか |
| ドア配線の断線 | 部品を替えても症状が残り配線補修が追加されます | 診断で配線の点検をしたか |
| ロックリンクの固着 | ラッチまで手を入れるため作業が大きくなります | キーを直接回しても駄目か |
よくある質問
その症状だけでは断定できません。室内スイッチでは施錠できてリモコンだけ効かないなら、リモコンの電池と受信機、ドア側の配線を先に見るほうが順序に合います。アクチュエーターのモーターが駄目になると、通常はスイッチでも動きません。
可能です。アクチュエーターはドアごとに入っているので不具合のある箇所だけ交換できます。ただし複数枚をまとめると電気系の診断料が1回分で済み1枚あたりの費用が下がるので、上で枚数を切り替えて比べてみてください。
あります。アクチュエーターはドアパネルと防水シートをめくらないと届かない位置なので脱着技術料が付き、リアドアやバックドアは範囲がさらに広くなります。見積書で部品代と脱着技術料が分かれているか確認してください。