緑ナンバー取得費用計算機の使い方
トラックで運賃をもらって荷物を運ぶには、事業用(緑ナンバー)の許可が必要です。新しく許可を取る道と、事業譲渡で引き継ぐ道があり、どちらを選ぶかで初期費用の内訳が変わります。この計算機は営業権の取得費用に登録・申請・代行の費用を足して初期費用を出し、月間の純収入で何か月で回収できるかを表示します。ナンバープレートそのものの交付手数料は扱いません。
一般貨物自動車運送事業の許可には、営業所ごとに事業用自動車5両以上、車庫、運行管理者や整備管理者の選任、自己資金などの要件があり、許可を受けるときに登録免許税12万円がかかります(2026年10月時点)。日本では要件を満たせば新規に許可を取れるため、ナンバーの権利そのものが売り買いされる市場はありません。事業を引き継ぐ場合は運輸局の譲渡譲受の認可が必要で、営業権の金額は車両・取引先・人員を含めた個別の交渉で決まります。新規の許可で始めるなら営業権の欄は0にしてください。要件も費用も改定されるため、この計算機では申請費用も入力欄にしています。実際の金額は運輸局の公式案内と行政書士の見積りで確認してください。
回収期間は、月間の運送収入から燃料費・保険料・整備費・高速代などの経費を引いた純収入で初期費用を割った値です。運賃が下がれば純収入は減り回収期間は伸びるため、収入を低めに見た場合と高めに見た場合をそれぞれ計算して幅を確かめておくと安全です。
2026年10月時点の内容で、入力欄の値は例です。なお2026年4月1日から軽油の暫定税率が廃止され燃料の単価が変わっているため、経費の欄は最新の給油実績で入れてください。
よくある質問
新規の許可は営業権を買う費用がかからない一方で、5両以上の車両や車庫、自己資金の要件を自分でそろえる必要があり、審査にも数か月かかります。事業譲渡は要件を満たした状態を引き継げますが、営業権の費用と譲渡譲受の認可の手続きが必要です。どちらも金額は条件次第なので、両方を入力して初期費用と回収期間を比べてください。
登録免許税などの申請時の費用、車庫や看板の整備費用、行政書士に依頼する場合の代行報酬などがかかります。金額は改定されることがあるため、計算機ではすべて入力欄にしています。
回収期間は運賃と燃料価格で大きく動く数値です。収入を低めに見た場合と高めに見た場合の両方を計算して範囲をつかみ、将来事業を譲渡するときの価値も合わせて判断するのが現実的です。