持ち込みトラック収支計算機の使い方
持ち込みの個人事業主は、運賃をよく稼いだ月でも手元に残る額が少なく感じることがあります。走っても休んでも毎月同じように出ていく固定費があるからです。この計算機は月の売上から委託料・車両リース・保険料・組合費・自動車税・その他の固定費を引いて、月の手取りと固定費率を表示します。
固定費は仕事を休んだ月もそのまま出ていくので、1か月に最低いくら売り上げれば赤字にならないかの目安になります。固定費合計がそのまま損益分岐の売上なので、この金額を月の稼働日数で割れば1日あたりの最低ラインもすぐ分かります。
2026年4月1日から自動車税種別割は自動車税、軽自動車税種別割は軽自動車税という名称に変わり、取得時にかかっていた環境性能割は廃止されました。税額そのものは据え置きですが、呼び方が変わっているので納税通知書の表記と見比べてください。委託料やリース料は契約ごとに違うため、すべて入力欄にしています。
売上に応じて増減する1か月分の燃料費・高速代・整備費の合計は、月の運行経費の欄に入れると月の手取りから一緒に引き、固定費合計と固定費率には含めません。この計算機は月単位の固定費と手取りだけを扱い、件別の運行収益は扱いません。1件の運賃から燃料費・高速代・荷役費用を引く計算は、件別に見る運送収益の道具を使ってください。2026年10月時点の内容です。
よくある質問
持ち込みの個人事業主が、運送事業の許可を持つ運送会社の名義で働くために毎月払う管理料にあたる費用です。金額も含まれる範囲(保険や組合費の立替があるかなど)も契約ごとに違うので、契約書に書かれた金額をそのまま入れてください。
自動車税は年に一度まとまった額で出ていきますが、月ごとの損益を見るときは毎月積み立てておくお金として扱う方が実態に近くなります。そのため入力した年額を12で割って月の固定費に足しています。
適正な比率は車種・路線・ローンの残り期間で大きく変わるため、ひとつの基準では言えません。ただ同じ車で何か月か計算して比率が上がり続けているなら、売上が落ちたか固定費が増えた合図なので、月ごとに記録して流れを見る方が役に立ちます。