エーミングは「どこで受けるか」で金額が変わります
フロントガラスを交換したりバンパーを外すと、その内側に付いた前方カメラやレーダーの基準がずれます。車線維持や衝突被害軽減ブレーキはミリ単位の照準に頼っているため、部品を元の位置に戻してもエーミング(照準調整)をしないと警告灯が点いたり機能が見当違いに働くことがあります。この計算機は対象の数 × 1件あたりの技術料を土台に、静的・動的の方式と入庫先で乗る外注費・移動費、再エーミングの追加分を範囲で表示します。
金額が開く一番の理由は技術料の単価ではなく、エーミングと、カメラやレーダーが付いたガラス・バンパーの脱着は、特定整備(電子制御装置整備)の認証を受けた工場でしか作業できない点にあります(道路運送車両法の特定整備制度。経過措置は2024年3月31日で終了)。認証のない工場が受け付けた場合は、ガラス交換を含めて作業を認証工場へ外注するため、代行費と車両の移動費が別に乗ります。ガラス交換の見積を取るときはエーミングを含む金額かを先に聞き、同じ条件で2~3社の見積を比べてください。
| 金額が跳ねる場所 | なぜ跳ねるか | 確認すること |
|---|---|---|
| 認証のない工場が窓口 | 作業ごと外注になり代行費と移動費が追加される | ガラス代に含まれるか |
| 対象が複数ある | カメラ・前方レーダー・後側方が別件 | 何件で請求されるか |
| 静的+動的の車種 | 屋内作業の後に走行まで2段階 | 両方が含まれるか |
| 1回目が完了しない | 天候・道路条件で再入庫になる | 再作業が無償か |
| 社外ガラスの使用 | カメラ取付部の透過・角度差でやり直し | エーミングの保証条件 |
この計算機が扱わないもの: フロントガラス・バンパー・レーダーなど部品そのものの交換費用、事故修理の板金・塗装、保険利用と等級ダウンの比較、代車・レッカー費用、センサー故障の診断料は扱いません。技術料は工場・車種・機器で大きく違うため平均額は示さず、金額は2026年10月時点で入力した値だけを計算します。
よくある質問
カメラがフロントガラスに付いている車種なら、交換後にエーミングが必要です。警告灯が点かなくても照準がわずかにずれたまま使われることがあるので、ガラス交換を頼むときにエーミングが含まれるかを必ず確認してください。
静的は平らな屋内で車種専用のターゲットを立てて基準を取り直す方式、動的は車線のはっきりした道を一定速度で走らせてセンサー自身に学習させる方式です。車種によって片方だけ、あるいは両方が求められます。
電子制御装置整備の認証工場は、認証の標識や作業できる範囲を掲示しています。入庫前に「ガラス交換とエーミングまで自社でできるか、外注になるか」を聞けば、移動費や代行費が乗るかどうかも同時に分かります。認証のない工場は、センサーが付いたガラスやバンパーの脱着そのものができません。