店舗経営の損益分岐点を把握する
損益分岐点(BEP)は「赤字でも黒字でもない売上高」のこと。これを下回ると毎月赤字になり、固定費が重くのしかかります。開業前・出店検討時・家賃交渉時に必ず計算しておきましょう。
計算式
- 粗利益率 = 1 − 原価率
- 損益分岐点売上 = 固定費合計 ÷ 粗利益率
よくある質問
損益分岐点を下げるには?
①固定費を下げる(家賃交渉・人員最適化)、②原価率を改善する(仕入先見直し・廃棄ロス削減)のどちらかです。売上を上げるよりもコスト改善のほうが確実性が高い場合が多いです。
減価償却費は固定費に含める?
はい。設備投資の減価償却費は毎月発生する固定コストです。「その他固定費」に含めて計算することで、より正確な損益分岐点が出ます。
テイクアウトと店内飲食で原価率が違う場合は?
売上構成の重み付け平均で原価率を計算してください。例えば店内60%(原価率30%)+テイクアウト40%(原価率40%)なら、平均原価率 = 0.6×30 + 0.4×40 = 34% になります。