USB転送時間の計算方法
転送時間 = ファイルサイズ ÷ 転送速度。このツールはUSB規格の理論値ではなく現実的なスループット値を使用しています。実際の時間はストレージデバイスの速度・ファイル数・ケーブルの品質などによって変わります。
USB規格別の転送速度比較
| USB規格 | 理論最大値 | 実際の速度 | 10GB転送時間 |
|---|---|---|---|
| USB 2.0 | 480 Mbps | 約35 MB/s | 約5分 |
| USB 3.2 Gen 1(USB 3.0) | 5 Gbps | 約400 MB/s | 約26秒 |
| USB 3.2 Gen 2 | 10 Gbps | 約800 MB/s | 約13秒 |
| USB 3.2 Gen 2×2 | 20 Gbps | 約1,500 MB/s | 約7秒 |
| USB4 / Thunderbolt 4 | 40 Gbps | 約2,500 MB/s | 約4秒 |
本当のボトルネックはストレージデバイス
USB規格は帯域幅の上限を決めますが、実際の速度はストレージデバイスの読み書き速度で制限されます。一般的なUSBフラッシュドライブの書き込み速度は50〜100 MB/sで、USB 3.0の上限400 MB/sには遠く及びません。USB4やThunderbolt 4の速度を活かすには、NVMe SSDを搭載した外付けSSDケースが必要です。
USB規格の確認方法
Windowsではデバイスマネージャーの「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」から確認できます。macOSでは「このMacについて」→「システム情報」→「USB」で確認可能です。USB 3.0以上のポートには「SS(SuperSpeed)」のマークがついています。USB 3.0ポートにUSB 2.0ケーブルを使うとUSB 2.0の速度に制限されます。
よくある質問
フラッシュメモリ(NAND)の書き込み速度が50〜100 MB/s程度しかないためです。USB 3.0は帯域幅の上限を提供しますが、ドライブ内部のフラッシュメモリがボトルネックになります。高速を求めるならUSB 3.2 Gen 2以上のケースに入った外付けSSDを選んでください。
同じ総容量でも大きな1ファイルの方がはるかに速く転送できます。小さなファイルはファイルごとにメタデータ処理が必要なため、数千個の小ファイルでは計算値の2〜5倍以上の時間がかかることがあります。事前にZIPなどでまとめてから転送すると効率的です。
コネクタの形状そのものは速度と直接関係ありません。速度はUSBのバージョン(2.0/3.0/3.2/4)で決まります。ただし、USB4はUSB-Cコネクタのみに対応しており、USB-AはUSB 3.2 Gen 2までとなります。