UPS(無停電電源装置)とは?
UPS(Uninterruptible Power Supply、無停電電源装置)は、突然の停電時にバッテリー電力で接続された機器に電力を供給する装置です。サーバー、ネットワーク機器、医療機器など、電源が切れるとデータ損失や機器損傷が発生する場所で不可欠です。一般的な家庭・オフィス用UPSは、安全なシャットダウンや短時間の停電に対応する程度のバックアップ時間を提供します。
バッテリー持続時間の計算式
持続時間(分)= (バッテリー容量Wh × インバーター効率)÷ 負荷W × 60
例:100Wh、50W負荷、効率90%の場合:(100 × 0.9) ÷ 50 × 60 = 108分。インバーター効率は一般的なUPSで85〜95%です。
V × AhからWhへの変換
バッテリーの容量がWhではなくV(電圧)とAh(アンペア時)で表記されている場合:Wh = V × Ah。例えば12V 9Ahのバッテリーは12 × 9 = 108Whです。
UPS容量選定ガイド
- 接続する全機器の消費電力合計の125〜150%に相当するVA容量を選びます。
- 例:PC(200W)+モニター(30W)= 230W → 最低300VA以上のUPSを推奨。
- バッテリーの寿命は一般的に3〜5年で、定期的な点検・交換が必要です。
よくある質問
UPS容量がVAで表記される理由は?
VA(ボルトアンペア)は皮相電力、W(ワット)は実効電力です。実際の出力W = VA × 力率。一般的なUPSの力率は0.6〜0.9です。
UPSバッテリー持続時間の計算式は?
持続時間(分)= (バッテリー容量Wh × インバーター効率)÷ 負荷W × 60。例:100Wh、50W負荷、効率90% → 108分。
UPSの容量選定はどうすればよいですか?
接続する全機器の消費電力合計がUPSの定格W出力の80%以下になるよう選定します。余裕を持つことでUPSの寿命を延ばし、過負荷を防ぐことができます。