エンジンオイル粘度計算機の使い方
このツールはSAE粘度区分を選ぶための点検ツールです。cP・cStといった粘度単位の換算は扱いません。
冬の最低気温と夏の最高気温、走行条件を入れ、検討中の候補粘度を書くと、候補の低温側が自分の地域の気温に耐えられるか、高温側がメーカー指定とどう違うかを比べます。
点検のしかた
- 低温の点検 = 候補粘度の適用最低気温が地域の最低気温以下かどうか
- 高温側 = メーカー指定粘度の後ろの数字をそのまま使うのが基本
- 走行条件と総走行距離は交換間隔と注意事項に反映
🔴 取扱説明書の指定粘度が常に最優先です。2026年11月時点でも粘度体系やメーカー規格は車種ごとに違います。粘度を勝手に上げたり下げたりすると油圧や潤滑すきまが設計と違ってしまい、エンジン損傷につながることがあります。結果は参考の点検であり、最終的な選択は車両の取扱説明書と整備の専門家の判断に従ってください。
よくある質問
0W-20 の前の数字と後ろの数字は何を表しますか?
前の数字とWは低温での流動性を表す側、後ろの数字は高温での粘度区分を表します。前の数字が小さいほど寒い日の始動時に流れやすく、後ろの数字が大きいほど高温での粘度が高くなります。
区分ごとの適用最低気温をなぜ自分で入力するのですか?
W区分が保証する低温性能は規格試験の基準で決まり、製品ごとに表記が違います。覚えた数字を入れると誤る恐れがあるため、製品ラベルやメーカー資料で確認した値を直接入れる形にしています。
メーカー指定より粘度を上げてもいいですか?
勝手に変えると油圧や潤滑すきまが設計と違ってしまい、エンジン損傷につながることがあります。このツールの結果は参考の点検であり、必ず車両の取扱説明書の指定粘度と整備の専門家の判断に従ってください。