標準偏差とは — データのばらつきを理解する統計の基本
標準偏差(Standard Deviation)はデータ値が平均からどれだけ散らばっているかを示す統計量です。標準偏差が大きいほどデータが平均から遠く分布しており、小さいほど平均の近くに集まっています。成績分布の分析、品質管理、株式収益率の変動性測定、アンケート回答分析など、さまざまな分野で重要な統計指標として活用されています。
主な統計指標の説明:
1. 平均(Mean) — すべてのデータの合計をデータ数で割った値。データの中心位置を表します。
2. 母標準偏差(σ) — データ全体を母集団とみなす場合に使用します。偏差の二乗和をNで割った分散の平方根です。
3. 標本標準偏差(s) — 一部の標本から母集団を推定するときに使用します。偏差の二乗和をN-1で割ります(ベッセル補正)。Excelの STDEV 関数と同じ値です。
4. 標準誤差(SE) — 標本平均の信頼性を示します。SE = s / √n で計算され、標本数が多いほど小さくなります。
5. 誤差限界(ME) — 95%信頼区間では ME = 1.96 × SE です。アンケート調査結果の「±誤差」範囲を提示する際に使われます。
このツールは入力された数値をカンマ・改行・スペースで分割して解析し、数値以外の文字は自動的に無視します。標本標準偏差と標準誤差の計算にはデータが2個以上必要です。
よくある質問(FAQ)
A: 平均と母標準偏差は1個以上、標本標準偏差と標準誤差は2個以上必要です。データが多いほど統計的な信頼性が高まります。
A: はい、標本標準偏差(s)はExcelのSTDEV関数と同じです。母標準偏差(σ)はSTDEVP関数と一致します。
A: はい、整数と小数の両方を入力できます。例:3.14, 2.71, 1.41