稲作収益計算機の使い方
米は出荷先によって受け取る単価が分かれます。JAに出す分と民間・直販で売る分で単価が違うからです。この計算機は作付面積と10a当たりの収量から総収量を求め、JA出荷の割合に応じて数量を分けてそれぞれの単価を当て、粗収益と所得を計算します。産地で使う俵換算も併せて表示します。
計算の根拠はこうです。10aは1,000㎡なので面積を1,000で割って10a単位に直し、収量を掛けて総収量を求めます。JA出荷の数量は総収量に出荷割合を掛けた値、民間・直販の数量はその残りです。粗収益は二つの数量にそれぞれの単価を掛けて足した値で、所得は粗収益から面積全体の経営費を引いた値です。俵換算は総収量を60kgで割った値で、一俵当たりの所得も同じ基準で計算します。
収量と単価、経営費はすべて入力欄にしました。JA概算金は出荷時に先に払われる仮渡しの単価で、後から追加払いや精算が出ることがあるため確定した手取りではありません(追加払いが分かっていれば単価に足して入れます)。等級や水分でも変わりますし、直販の単価や経営費も地域と年で開きます。2026年11月時点でも毎年更新される値なので、公式の案内で確認した値だけを入れてください。この計算機は玄米ベースの収益だけを扱い、精米歩留まりや白米販売は扱いません。
よくある質問
この計算機は1俵を60kgとして総収量を割って換算します。玄米を俵で数えるときの単位換算なので固定値にしてあります。30kg袋で取引する場合は俵数を2倍で読み替えてください。
入れていません。概算金と精算の仕組みは年ごとに決まり、等級や水分でも変わるため固定値を置くと誤った計算になります。2026年11月時点でも毎年更新される値なので、地域のJAで確認した単価を入れてください。
できます。JA出荷の割合を入れると残りは自動的に民間・直販として扱い、それぞれの単価を当てて粗収益を計算します。全量を直販するなら出荷の割合を0にしてください。