3原色だけで目的の色を作る基本比率
水彩を始めたばかりの頃に多くの人が悩むのが、パレットにない色をどう作るかということです。実は赤・黄・青の3原色さえあれば理論上ほとんどの色を混ぜて作ることができます。オレンジは赤と黄、緑は黄と青、紫は赤と青を混ぜて作り、どちらの色の比重を高めるかによって色合いが微妙に変わります。
このガイドは作りたい色を選ぶと、3原色を基準にしたおおよその混合比率と調色時の注意点を一緒に案内します。例えば茶色はまずオレンジを作った後、青をほんの少しだけ加えて彩度を落とす方法で作れ、グレーは互いに補色の2色を少量ずつ混ぜて彩度を打ち消し合う原理を利用します。水は色の比率自体には影響せず濃度と透明度だけを調整するので、比率を合わせた後に好きなだけ水で薄めれば構いません。
ただし絵の具のブランドや顔料濃度によって実際の結果はこの比率と多少異なる場合があるため、最初は少量で試し塗りをしてから本作業に入ることをお勧めします。
よくある質問
水彩の3原色だけでほとんどの色が作れる?
赤・黄・青の3原色で理論上ほとんどの色を作れますが、彩度の高い特定の色は専用の絵の具を使う方が鮮やかな結果になります。
水を多く混ぜると色の比率も変わる?
水は濃度と透明度だけを調整し、色そのものの比率には影響しないため、色を配合した後に好きなだけ水で薄めれば構いません。
混ぜても目的の色と違う場合はどうする?
絵の具のブランドによって顔料濃度が異なり比率が多少変わることがあるため、このガイドを基準点として少量ずつ調色して合わせるのがよいでしょう。