ステンドグラスの鉛線、どれだけ用意すべき?
ステンドグラス作品はガラスピースを囲む鉛線(ケイム)の総長さを事前に計算しておくことで、材料不足なく作業を進められます。鉛線は大きく2種類に分かれ、作品の外枠には強度のため幅8~10mmの太いU字型ケイムを、内部ピース同士の境界には幅6mm程度の薄いH字型ケイムを使います。外枠の所要量は単純に作品の周囲(幅+高さ)×2で計算できます。
内部鉛線の所要量はデザインの複雑度に大きく左右されます。ピース数が5~10個の単純な幾何学パターンは周囲の長さの約1.5倍程度の内部鉛線で済みますが、ピース数が25個を超える細密なデザインはピース間の境界線が急激に増えるため、周囲の長さの4倍以上が必要になることもあります。初心者ならピース数を少なく設計し、材料費と作業難易度を同時に下げるのがおすすめです。
実際に購入する際は、計算された所要量より10%程度余裕を持たせるのが安全です。ケイムを曲線部分に合わせて曲げる際に切断ロスが生じ、ピースをつなぐ部分でも予想より少し多くの長さが消費されるためです。特に曲線の多いデザインほど、余裕分をより多めに用意することをおすすめします。
よくある質問
外枠用の鉛線と内部用の鉛線は違いますか?
はい。外枠には強度が必要なため幅8~10mmの太いU字型ケイムを、内部のピース同士の境界には幅6mm程度のH字型ケイムを主に使います。
デザインが複雑だと鉛線がかなり多く必要ですか?
はい。ピース数が増えるほどピース間の境界線が急激に増えるため、複雑なデザインは単純なデザインより2~3倍以上の鉛線が必要になることがあります。
余裕分はどれくらい用意すべきですか?
切断ロスや接合部分を考慮して、計算された所要量より10%程度多めに購入することをおすすめします。