パラグライダーの飛行時間、どう予測する?
パラグライダーにはエンジンがないため、飛行時間は基本的に出発高度から着陸高度までどれだけゆっくり沈下するかによって決まります。レクリエーション用EN-Bクラスのグライダーは最適滑空速度で毎秒約1.1mずつ沈下し、滑空比は約8:1です。つまり1,000m前進する間に約125mの高度を失うことを意味します。
ここに上昇気流(サーマル)が加わると話が変わります。上昇気流の強さがグライダーの沈下率(1.1m/s)より弱い場合、その差分だけゆっくり高度を失いながら飛行時間が延び、上昇気流が沈下率より強い場合は高度を維持したり上昇したりできるため、理論上は飛行時間に制限がなくなります。実際に多くのクロスカントリーパイロットがこの上昇気流をつなぎながら数時間飛行することもあります。
ただし、この計算機は平均沈下率と平均上昇気流強度を単純に適用した推定値です。実際の飛行では風向きと強さ、サーマルの発生条件、操縦技術、グライダーの性能クラスなど様々な要因が影響するため、計画段階の参考資料としてのみ活用し、実際の飛行前には必ず気象情報と飛行条件を別途確認してください。
よくある質問
パラグライダーの平均沈下率はどれくらいですか?
レクリエーション用EN-Bクラスのパラグライダーは最適滑空時に毎秒約1.1mずつ沈下します。滑空比は約8:1です。
上昇気流が沈下率より強いとどうなりますか?
上昇気流の強さがグライダーの沈下率(約1.1m/s)より強い場合、高度を維持したり上昇したりできるため、理論上は飛行時間はパイロットの判断次第で続きます。
この計算はどれくらい実際に近いですか?
この計算機は平均値を使った簡略化された推定値です。実際の飛行は風・サーマル・操縦技術など様々な要因で変わるため、参考程度に活用してください。