刺繍糸の必要量の計算方法
作業中に糸が足りなくなると、同じ染色ロットの糸を見つけることが難しく、色のばらつきが生じることがあります。事前に必要量を計算し、余裕をもって購入することがスムーズな刺繍作業のコツです。
糸の消費量は主に3つの要素で決まります:刺繍面積、ステッチの密度(種類)、使用本数です。サテンステッチは面を密に埋めるためバックステッチの5〜8倍の糸を使います。クロスステッチは格子状に交差する構造で中程度の消費量です。使用本数が増えると消費量も比例して増えます。
一般的な25番刺繍糸(DMC、オリムパス等)は1かせ約8mで6本取りの束になっています。通常は2〜3本に分けて使用します。この計算機は8mかせ基準で必要数を表示し、20%のバッファを含んでいます。
よくある質問
色ごとに計算する必要がありますか?
はい、各色が占める面積が異なるため、色ごとに使用面積を測って個別に計算するのが正確です。複数色の図案では、各色の面積を大まかに把握してから計算してください。
コットン糸とシルク糸、消費量の違いは?
素材による消費量の差はほとんどありませんが、シルク糸はコットン糸より光沢があり細めに感じられるため、より多くの本数を使う場合があります。計算式は同じで問題ありません。
残り糸の管理はどうすればよいですか?
ボビンや厚紙に色番号を書いて巻き取り、色番号順や色系統別に整理しておくと管理しやすいです。作業中に残り量を確認しやすく、同じ色を再購入する際のロット管理にも役立ちます。