チェスEloレーティング、上がり下がりの仕組み
Eloレーティングシステムは2人の選手のレーティング差だけで勝敗を確率的に予測し、実際の結果がその予測とどれだけ異なるかに応じて点数を調整する方式です。レーティングが200点高い選手は理論上約76%の勝率を持つと計算され、この期待勝率と実際の勝敗の差がレーティング変化の大きさを決定します。
同じ結果でも相手によってレーティング変化の幅は大きく異なります。自分よりはるかに強い相手に勝つと期待勝率が低かった分レーティングが大きく上がり、逆にはるかに弱い相手に負けるとレーティングが大きく下がります。すでに予想された結果(強者が弱者に勝つ場合)は変化幅が小さいです。
K係数は1局の影響力を調整する値です。大会初期や対局数が少ない新規選手はレーティングがまだ正確ではないため、K値を高く設定して実際の実力に早く収束させ、すでに安定したマスター級の選手はK値を下げて1、2局の結果でレーティングが大きく揺れないようにします。
よくある質問
Eloレーティングはどう計算されますか?
Eloレーティングは2人の選手のレーティング差から期待勝率を求め、実際の結果と期待勝率の差にK係数を掛けてレーティングの変化量を計算します。予想より良い結果ならレーティングが上がり、悪い結果なら下がります。
K係数とは何ですか?
K係数は1局がレーティングに与える影響の大きさです。新規選手はレーティングがまだ不安定なためK値が高く(通常40)設定され、熟練選手はK値が低く(10~20)設定されて変動が緩やかになります。
レーティングが低い相手に勝ってもポイントは上がりますか?
はい、上がりますが幅は小さいです。レーティングが低い相手に勝つのはすでに予想された結果のため、期待勝率と実際の結果の差が小さく、レーティングの上昇分も小さくなります。