トラフィックはゆっくり増えて、ある瞬間に限界を超えます
サーバー増設(スケールアウト)の時点を決めるのは思うより難しい問題です。早すぎる増設は不要なインフラコストを発生させ、遅すぎる増設はトラフィック急増時にサービス障害につながる可能性があります。トラフィックの多くは毎月一定の割合で増加する複利(compound)成長パターンを示すため、初期には余裕があるように見えた容量もある瞬間に急速に限界に近づきます。
この計算機は現在の日次トラフィック、月間成長率、サーバー最大処理容量を入力して、複利成長公式で容量を超える予想時点を計算します。例えば1日5万件のリクエストを処理するサービスが毎月10%成長し、サーバー容量が10万件なら、何カ月後に容量を超えるか事前に把握できます。この情報があれば、インフラチームは余裕を持って増設計画を立て予算を確保できます。
実際の運用ではトラフィック成長率が季節やマーケティングイベントによって変動する可能性があるため、この計算機の結果を固定的な正解ではなく「警告信号」として活用するのが良いでしょう。予想時点より1~2カ月前に増設を完了する余裕を持ち、モニタリングダッシュボードで実際のトラフィック推移を定期的に確認して予測を更新することをおすすめします。
よくある質問
直近3~6カ月の平均成長率を使用すると、より現実的な予測が可能です。急激なイベント性トラフィックは別途備えてください。
はい。インフラ準備とテストにかかる時間を考慮して、予想時点より1~2カ月前に増設を完了するのが安全です。
負荷テスト(load test)を通じて応答時間が急激に悪化する直前のリクエスト数を最大処理容量とするのが一般的です。