印刷品質はピクセル数ではなくDPIで決まる
画面用画像と印刷用画像の最大の違いは1インチあたり何個のドットを打つか(DPI)です。同じピクセルサイズでも印刷サイズが大きくなるとDPIが下がり、印刷物でドットが見える低品質な結果になります。
必要なピクセル解像度は(印刷サイズ(cm) ÷ 2.54) × DPIで計算します。ここにカラーモード別のチャンネル数(RGB 3チャンネル、CMYK 4チャンネル)を掛けると非圧縮ファイル容量を推定できます。
DPI選択の基準
地下鉄広告や大型バナーのように遠くから見る印刷物は150DPIでも十分ですが、パンフレットや名刺のように近くで見る印刷物は300DPI以上を使わないとドットが見えてしまいます。高品質な写真集やアート印刷は600DPIまで検討します。
RGBとCMYKのファイル容量の違い
画面上での作業はRGB(3チャンネル)を使いますが、実際の印刷前にはCMYK(4チャンネル)に変換します。チャンネルが1つ増える分ファイル容量も約33%大きくなるため、印刷所にファイルを渡す前に容量を予測しておくと保存・転送の計画が立てやすくなります。
よくある質問
印刷用画像はなぜ300DPIが推奨されますか?
300DPIは肉眼でドットが見えなくなる最低基準です。遠距離用バナーは150DPIでも十分です。
CMYKファイルがRGBより容量が大きい理由は?
CMYKは4チャンネルを使うためRGB(3チャンネル)よりピクセルあたりのデータが多く、容量が約33%大きくなります。