浸水レベル別の修理費用目安
車両の水没被害は浸水レベルによって修理費用が大きく異なります。タイヤ中間以下の浅い浸水は点検・乾燥で対応できる場合がほとんどですが、シート以上の浸水は内装全交換・電装系乾燥・ECU点検など大掛かりな作業が必要です。
ダッシュボード以上に浸水した場合、修理費用が車両の時価額を超えて経済的全損となるケースが多く、この場合は車両保険での全損補償を受けた方が有利です。
浸水レベル別の主な損傷と修理費用(普通乗用車基準)
| 浸水レベル | 主な損傷 | 修理費用目安 |
|---|---|---|
| タイヤ中間以下 | 外装点検のみ | 1〜5万円 |
| ドア下端まで | ブレーキ・足回り点検 | 5〜20万円 |
| シート下まで | 内装・電装系 | 20〜60万円 |
| ダッシュボード以上 | ECU・エアバッグ損傷 | 60万円〜(全損の可能性) |
よくある質問
ウォーターハンマーとは何ですか?
エンジン内のシリンダーに水が入った状態でエンジンをかけると、水は圧縮できないためピストンが急停止し、コネクティングロッドが曲がるなどエンジンが大破します。数万円の修理で済むところが100万円超のエンジン交換になることも。水没後は絶対にエンジンをかけないでください。
電気自動車が水没した場合は特に危険ですか?
電気自動車は高電圧バッテリーが搭載されており、水没時に感電や火災のリスクがあります。必ず専門の救援チームに依頼してください。バッテリー交換が必要な場合、費用が100万円を超えることもあります。
水没車の修復歴は中古車価格に影響しますか?
水没歴はJAA(日本自動車査定協会)などの査定で記録され、中古車として売却する際に大幅な価格下落(市場価格の30〜50%以上減)を招きます。修理しても水没歴のある車は市場で敬遠されます。