構造変更検査の費用はこう計算します
架装したキャンピングカーを公道で使うには、工事費とは別に構造変更検査や記載変更の手続き費用がかかります。この計算機は検査手数料、車検証の記載変更の手数料、申請書類の作成代行費、事前の予備検査の費用、再検査の費用、自動車重量税の差額を入れて手続き費用の合計を出します。
手続き費用は手数料そのものより代行費で差がつきやすい部分です。図面や書類を自分で用意できなければ代行に頼むことになり、記載変更まで任せればそのぶん増えます。どこまで自分でやるかを決めておくと合計を調整できます。
取得や変更のときにかかる税は2026年4月1日に整理され、環境性能割が廃止されました。そのためこの計算機では環境性能割を項目に入れていません。残るのは消費税と自動車重量税で、構造変更で車両重量の区分が変わると重量税に差額が出ます。毎年の自動車税も同じ日から名称が自動車税種別割から自動車税に変わりました。
8ナンバー(特種用途自動車のキャンピング車)の主な構造要件は、国土交通省の「自動車の用途等の区分について」の細部取扱いで決まっています。2022年4月の見直し後の主な数値は、就寝設備が大人1人あたり長さ1.8m以上・幅0.5m以上の連続した平面で、乗車定員の3分の1以上(端数は切り捨て、定員2人以下は1人以上)、水道設備が10L以上の給水タンクと排水タンク、炊事設備が0.3m×0.2m以上の調理台面とコンロ、そして洗面台・調理台の上方に有効高さ1,600mm以上(上面が床から850mm以下なら1,200mm以上に緩和)です。細かな取扱いは運輸支局で事前に確認してください。
手数料は2026年10月時点でも改定されるため定数にせずすべて入力欄にしました。運輸支局や軽自動車検査協会の案内の金額を確認して入れてください。架装工事そのものの材料費と工賃はこのページでは扱いません。
よくある質問
8ナンバーのキャンピング車に変えるのは用途(車体の形状)の変更にあたるため、構造等変更検査を受けるのが基本です。8ナンバーにしないまま家具を積む程度なら、長さ・幅・高さや車両重量が一定の範囲内の変化にとどまれば記載変更で済む場合があります。どちらになるかは架装の内容で決まるので、着手前に運輸支局で確認してください。
就寝設備は大人1人あたり1.8m×0.5m以上で乗車定員の3分の1以上(定員2人以下は1人以上)、給水・排水タンクは各10L以上、調理台は0.3m×0.2m以上、洗面台・調理台の上方は有効高さ1,600mm以上(上面が850mm以下なら1,200mm以上)などの要件があります。要件を外すと8ナンバーにならないので、架装の段階から要件に合わせて設計します。
含まれません。このページは検査と手続きにかかる費用だけを足します。家具や電気系など工事そのものの材料費と工賃は、キャンピングカー架装費用計算機で計算してください。