廃業時の在庫損失を最小化するために
廃業時に残った在庫は、通常の販売価格では売れません。閉店セール・仕入先返品・廃棄の3つの方法で処分しますが、いずれも原価の全額回収は難しいのが現実です。事前に損失額を把握し、廃業資金として準備しておくことが重要です。
在庫処分の3つの方法と回収率目安
- 値引き販売:原価の30〜60%回収が目安
- 仕入先返品:条件次第で原価全額回収も可能
- 廃棄:回収ゼロ。廃棄証明で損金処理
よくある質問
残った在庫をオークションサイトで売ってもいい?
個人での転売でも、事業用在庫の売却は事業所得として確定申告が必要です。メルカリ・ヤフオク等での売却益も所得に含まれます。
食品など期限のある在庫はどう扱う?
賞味期限・消費期限が迫っている食品は廃棄か、フードバンクへの寄付が現実的です。期限内であれば早急に値下げ販売を行うことで損失を抑えられます。
在庫を個人的に引き取ることはできる?
事業主が在庫を個人消費する場合、時価相当額を売上に計上する必要があります(家事消費)。簿価(仕入価格)と時価のいずれか高い方を申告します。